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★オスプレイ物資輸送に賛否、熊本
2016年4月18日
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新型輸送機MV22オスプレイが18日、
熊本県南阿蘇村に救援物資を搬送したことに、熊本県内の被災者からは支援を喜ぶ一方、
安全性を危ぶむ声も上がった。
「オスプレイは事故が多いと感じる。地震と事故が重なったら支援どころの話ではない」。
同県阿蘇市内牧の自営業広瀬進さん(73)は、安全への不安を口にし「他の方法を
考えるべきだ」と訴えた。同市の会社員の女性(46)は「あまりいいイメージはないが、
お年寄りや子どもが多いので、救援物資が届くのはいいことだ」と評価した。
大規模な土砂崩れがあり、行方不明者の捜索が続く南阿蘇村の主婦(75)は「ありがたいこと」
とした上で「家の中がめちゃくちゃだが腰が痛くて片付けができない。
物的な支援よりも人的な支援を考えてほしい」。
被災者には日米同盟のパフォーマンスと見る向きもある。この日、夫婦で同村の避難所を
訪れた同村の男性(81)は「いちいちオスプレイで運んだと明らかにすることに政治的な
意図を感じる。今まで通り自衛隊のヘリで良いのではないか」といぶかしがった。
食料不足が深刻な熊本市東区の避難所。息子と一緒に避難するパート従業員、坂本信子さん
(64)は「外国の人たちの善意を思うと泣けてくる」と話す一方、困惑した表情で
「沖縄で配備に反対する人もいるオスプレイを使うと言われると、物資を運ぶ以外の
目的もあるのかなと思ってしまう」と話した。
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