16/04/17 11:21:47.24
★「朝鮮人が井戸に毒」に大騒ぎするネトウヨとブサヨどもに言いたい!
小坪慎也(行橋市議会議員)
まず結論から述べるが、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマが飛び交うことに対しては
仕方がないという立場である。これは左派(いわゆる人権派)に対しての牽制というか、
私のポジションを明示するものだ。次にネット上の保守論壇に対しても苦言を述べさせて頂く。
「仮に井戸に毒が投入された」として、騒ぐべき状況であるなら別の問題がある。
地方議員として言わせて頂くが、上水道が整備されており現在は「井戸水はかなり減った」のである。
井戸水は余り関係ない。だから毒を入れられても問題ない!と言いたいわけではない。
上水道は非常に便利だが、インフラとしての脆弱性も併せ持つと言いたいのだ。井戸水よりも災害に弱い。
地震発生時には、蛇口をひねっても水は出ないだろう。なぜなら水道管は破裂しており、
水が来ていないからだ。当然である。井戸水であればどうにかこうにか水を飲めるだろうが、
上水道が整備されつくした現代、むしろ水の入手は難しい。
言いたいことはわかると思う。「井戸に毒が!」というデマにおいて、現実的に恐怖を感じたものは
「防災リュック(ペットボトル2本程度の水)を準備していない者だと思う。この準備は誰であっても
するべきで、準備がないから狼狽えるのだ。私はそれが情けない。
震災発生時においては、それなりの長期間、自らの物資で生き抜く必要がある。その部分においては
残念ながら行政は助けとなることはできない。自衛隊であってもだ。ペットボトルの水2本、
これすら常備できていない日本人のほうが問題だと思う。
■自助、共助、公助
自助、共助、公助。この言葉は聞いたことがあると思う。もしなければ目の前の便利な箱(パソコン)、
もしくは板(タブレット・スマホ)などで、検索エンジンを活用して頂きたい。自助とは、家族を含む
自らを助けること。被災時の第一段階になる。例えば揺れている瞬間、または津波が襲ってくる、
まさにその時のこと。自らの身は、自分自身で守る必要がある。自助においては、行政などは
まったく役に立たない。立てないのだ。災害発生直後から数時間、非常に大きな災害の場合は
当日が自助(自ら身を守る)になるはずだ。
共助とは、近隣が互いに助けあって身を寄せ合う期間。自然発生的に集まった避難所、例えば公共施設に
逃げ込んだ時期がここにあたる。早ければ当日において共助の形態に移る。非常に大きな災害の場合は、
これが2日、3日となるだろう。ヘリコプターに向けてSOSなどとメッセージを発信する場合もあるかも
知れない。自助におけるサバイバルを耐え抜き、皆で身を寄せ合ったとしても、実は安心できない。
この時点でも自らの物資でやりくりするしかないからだ。
最後に出てくるのが公助である。自衛隊、そして警察や消防、これら行政による公的な支援を公助と言う。
早ければ翌日の早朝には公助に移行していく。公助のフローまで辿り着ければ、ほぼ助かったと言って
いいと思う。今回の熊本の地震の場合、翌日には自衛隊の炊き出しがスタートしていた。公助まで
辿り着ければ、あとは行政がなんとかしてみせる。ここまでを自助、共助で生き残って頂きたい。
URLリンク(ironna.jp)
(以下リンク先で読んでください)