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★【ブリュッセル連続攻撃】当初はフランス攻撃の予定と 「帽子の男」供述
6時間前
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モハメド・アブリニ容疑者。パリ連続襲撃の2日前には仏北部のガソリンスタンドで
サラ・アブデスラム容疑者と防犯カメラに撮影されていた。
ベルギー検察は10日、ブリュッセル連続襲撃の実行犯のひとりとして8日に逮捕したモハメド・アブリニ
容疑者(31)が、当初ブリュッセルではなくフランス再攻撃を計画していたと供述していることを明らかにした。
容疑者は、自分がザベンテム空港の監視カメラに撮影された「帽子の男」だと認めているという。
パリ連続襲撃では130人、ブリュッセル連続攻撃では32人が死亡しており、いずれも過激派
勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。
検察によるとアブリニ容疑者は、ブリュッセルで仲間のサラ・アブデスラム容疑者(パリ連続襲撃の
実行犯として逮捕)が3月18日に逮捕されたため、フランス攻撃の計画を変更し、ブリュッセルの空港と
地下鉄駅を標的にしたと供述している。容疑者によると、捜査の手が予想外に急速に迫りつつあることに
驚いたグループは、「ブリュッセルを攻撃しようと急いで決断した」という。
アブリニ容疑者はさらに、空港では自分の爆弾チョッキは起爆させずに現場を逃げたと供述。
逃げる途中で上着はゴミ箱に捨て、帽子は売ったと話しているという。
調べによると、ブリュッセル市内の過激派アジト2カ所と、パリ連続襲撃で使われた自動車から、
アブリニ容疑者の指紋が見つかっている。
アブリニ容疑者はパリ襲撃の2日前に、フランス北部のガソリンスタンドでアブデスラム容疑者と
共に防犯カメラに撮影されている。これまでの調べで捜査当局は、アブデスラム容疑者がパリの
スタッド・ド・フランス競技場に自爆犯3人を車で送り届けた後、近くで自ら自爆攻撃を行うはずが
中止し、ベルギーに逃亡したのではないかとみている。
一方で、欧州の聖戦主義過激派に詳しいベルギーの専門家は、ザベンテム空港で撮影された3人目は
自分だというアブリニ容疑者の供述に疑問を声をあげている。別の実行犯の身代わりになっている
のではないかとピーター・ファン・オスタイエン氏は言う。一方で、仏テレビLCIは警察情報として、
空港を出たあとブリュッセル市内まで歩く様子を防犯カメラに撮影されていた男性は、確かに
アブリニ容疑者だと言う顔面認証結果が9カ所中7カ所について得られていると伝えている。
ベルギー検察は9日、ほかにテロ容疑で「オサマ・K」、「エルブ・BN」、「ビラル・EM」の
3容疑者を訴追したと発表した。ベルギーでは通常、容疑者の姓を公表しない。
捜査関係者によると、「オサマ・K」容疑者は3月22日のマルベック地下鉄駅爆破攻撃の直前に、
自爆犯と一緒にいるところを見られているという。またサベンテム空港で自爆死した2人が
使っていたバッグを購入したのも、同容疑者という。ベルギーの報道によると、
「オサマ・K」はスウェーデン人オサマ・クライエム容疑者。
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