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★【社会】普天間をとり戻そう 返還合意２０年、沖縄で集会
2016年4月11日夕刊
十二日で米軍普天間（ふてんま）飛行場（沖縄県宜野湾（ぎのわん）市）の返還合意から
二十年を迎えるに当たって十日、宜野湾市大山の友交園（フレンドシップ・パーク）で
「返還合意二十年普天間運用停止カウント・ダウンフェンスを取っ払おう！とり戻そう
普天間大集会」（同実行委員会主催）が開かれた。
約二百人が集まり「フェンスを取っ払おう」「取り戻そう普天間」と書かれたプラカードを
掲げて普天間飛行場の撤去を求めた。宜野湾市民や学生、名護市辺野古（へのこ）で新基地
建設に反対する市民らが登壇し、普天間返還への思いを語った。希望した集会参加者も
マイクを握った。
集会決議が提案され、参加者の拍手で承認された。決議文は「沖縄のことは沖縄で決める、
誇りある豊かな沖縄へと歯車が回り始めた」と指摘し「子や孫たちに米軍基地を残すわけには
いかない。みんなで手を取り合って、日米両政府の沖縄差別をはね返そう」と訴えた。
集会後半は市民らが歌を披露する音楽公演が催された。
「建白書を実現し未来を拓（ひら）く島ぐるみ会議・ぎのわん」が中心となって実行委員会をつくり、
集会を主催した。実行委員会は、普天間飛行場の固定化阻止を訴えて再選した佐喜真淳
（さきまあつし）宜野湾市長にも招待状を送ったが姿は見られなかった。
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
「とり戻そう普天間」と書かれたプラカードを掲げる集会参加者ら＝１０日、沖縄県宜野湾市大山の友交園で
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