【毎日新聞】山尾さんらを育てよう=与良正男 [04/06]at NEWSPLUS
【毎日新聞】山尾さんらを育てよう=与良正男 [04/06] - 暇つぶし2ch1:ちゅら猫φ ★
16/04/06 11:50:37.00
熱血!与良政談
★山尾さんらを育てよう=与良正男
毎日新聞2016年3月30日 東京夕刊

「『戦後生まれ・戦後育ちの世代』を中心とした初の政党づくりは、新鮮なにおいとともに、
危うさも感じさせる」??。1996年9月、鳩山由紀夫、菅直人両氏が中心となって
旧民主党が発足する直前、私はこんな署名記事を書いた。

38歳だった私には「世代交代が政権交代につながるかもしれない」という期待があった。
同時に鳩山氏が旧さきがけ代表で手腕もあった武村正義氏ら年長者を排除する懐の狭さに
あぜんとし、連日、「排除の論理」批判の記事を書いたものだ。「危うさ」とはそれを指していた。

民主党はなぜ挫折したか。挙げれば切りがない。だが、いわば「下克上」でトップに立った鳩山
、菅両氏が年長者を排するだけでなく、後継者を育てようとしなかったことも一因だったと今思う。
その姿勢は後に民主党に加わる小沢一郎氏も同じだった。そして若手は若手で彼らに頭が上がらず、
一方では責任を3人に押し付けていたのではないか。

民進党に名を変えたことで、そんな体質が変わるのなら、今度の合流も意味がある。
その点、国会で「保育園落ちた」の匿名ブログを取り上げ、安倍晋三首相を追及した山尾志桜里
衆院議員(41)を政調会長に起用したのは素直によかったと私は思う。無論、今後、党代表を
狙えるかどうかは未知数だけれど、山尾さん以外にも、私が「もしかしたら」と思う若手は党内に何人かいる。

英労働党では長老たちが、20代のころからブレア氏に「将来性がある」と目をつけ我慢を
重ねて育てた例もある。労働党が久々の政権交代を果たしブレア氏が首相に就いたのは43歳だ。

民進党も国民の期待を取り戻すには時間がかかるだろう。が、それは自民党も実行しているとは
思えない「党全体で若いリーダー候補を育てる」作業を始める好機でもある。

民進党代表になった岡田克也氏は「未来への責任」を強調した。それは政党の未来への責任でも
あるはずだ。若手をおだてず、ひがまず、厳しく、我慢して育てる。山尾さんら若手本人も自らを
戒め、トップを目指してほしい。そうでないと日本の未来そのものが危うくなる。

政権が行き詰まれば別の政党が担う。政権を担い得る複数の政党が必要だという私の思いは
20年後の今も変わらない。(専門編集委員)

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