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2016.4.5 08:57
★【異論暴論】火のない所に煙を立てたNHK「被曝の森」 果たして福島はチェルノブイリなのか? 正論5月号好評発売中
旧ソ連・チェルノブイリ原発事故から30年の節目を迎えるのを前に、
5年前の福島第1原発事故の被害を重ね合わせる報道が出始めている。
NHKが3月6日に放映した「被曝(ひばく)の森」もそうだ。
しかし、国連科学委の調査で43人が急性放射線障害と甲状腺がんで死亡
したとされる30年前の事故と、福島の事故を同一視するのには相当に
無理がある。本誌でNHKウオッチを続ける本間一誠氏は、この番組は
不安をあおりながら結局は「まだ確証はない」の繰り返しで、最後に
残ったのは「暗く陰惨に描かれた(福島県)浪江町への同情と、
こんな番組を作るNHKへの嫌悪感だけ」だったと総括する。
30年前と5年前の事故を比べたいのであれば、チェルノブイリでは爆発した
4号機以外の1~3号機は事故後何年も発電を続けていた(!)事実も取り
上げるべきではないか。国民生活を顧みず、運転中の原発を止める判断をした
大津地裁や、重箱の隅をつつくようなノロノロ審査を続けて恥じない原子力
規制委員会の独善ぶりを撃つ本紙・天野健作記者の論考も必読だ。(溝上健良)
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