16/04/01 14:22:59.78
西村博之/ひろゆき
2016年04月01日 00:49
★東京カレンダーの3/31記事の嘘をあげてみるよの巻。
わりと、面白読み物として東京カレンダーをたまに見かけていて、
おいらは結構好きなんですが、ひょっとして、これ信じてる人いるのかも、、、と思ったので、
突っ込みどころを上げてみます。
「年収3,000万円男、女への“円ゲル係数”はいくらなのか?」
URLリンク(tokyo-calendar.jp)
引用一個目。
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今回は渋谷区の100m2超えの高級マンションに住む42歳、ファッション系IT企業社長、
年収3,000万の男に話を聞いてみた。
<毎月の出費明細>
家賃:40万円
光熱費:10万円
電話代:5万円
交際費:60万円
被服費:80万円
美容代:10万円
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冒頭の時点ですが、嘘っぽいところが散見されます。
まず、光熱費。
クーラーつけっぱなしにするほうが実は電気代安いってのは、そこそこ知られてますが、
光熱費ってなかなか上がらないのです。
家で料理をするタイプの人で、業務用冷蔵庫があるとかでもない限り、
電気をつけっぱなしにしても、一人暮らしで光熱費は5万がいいところです。
金持ちだからなんとなく光熱費もほかの人より高いだろうってな想像で記事が書かれてる気がしますね。
あと、年収3000万円の人が実際に使える額がいくらぐらいかわかってなくて記事を書いてる気がします。
年収3000万だと、役員報酬で月250万です。20%が源泉徴収されるので、手取りは約200万です。
んで、200万使えるのかというと、そうではないのです。
世の中には、予定納税というものがあって、前年の所得額の2/3を前もって納めなければいけない
仕組みがありまして、この人の場合は約900万円。7月に約450万円、11月に約450万円を納付しないと
いけないのです。
ってことで、毎月75万円ぐらい貯金しておかないと、予定納税が払えないのですね。
実際に使えるお金は、200万円から75万円を引いて、125万円です。
あんまり知られてないですが、年収3000万円の人が使えるお金って毎月にすると125万円なのです。
さてさて、さっきの出費明細を足してみると、毎月205万円。
たぶん、手取りを全部出費に使うみたいなイメージで決めた金額だと思うんですが、
これだと、毎月80万円の借金をしないと生活出来ないです。
株の配当とかあるんじゃね?って意見もあるかもしれませんが、配当は”年収”に含まれます。
毎月、貯金取り崩して生活してます!って話ならわかりますけどね。。。
続いてこちら。
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世界一周は年に一回、行き先を決めずに気ままに旅する
「1ヶ月から1ヶ月半、国内の仕事を休止して世界中を廻ります。それに価値を見出してからは
毎年周遊チケットで10都市くらい移動します。」
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世界一周チケットは何度も使ってますし、50か国以上入国してるおいらです。
んで、一か月で10都市、世界一周って結構多忙です。
3日に1都市なので、各都市には丸2日づつしか滞在出来ないのです。
こんな感じですね。
移動、休み、休み、移動、休み、休み、移動、休み、休み、移動
夜に到着して、両替して、ごはん食べて、寝ます。
翌朝に、その町で面白いものをネットで探してたり、行ってみたりします。
当日予約が出来ないイベントやツアーだと、翌日の予約をします。
ちなみに、翌々日はもう移動日なので、なんらかの予約をしていくツアーとかだと、
その都市では一個しか参加出来ないのです
2日目は、予約したツアーに行って、次の日に空港に行く準備をします。。。
>>2へ続く
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