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★被差別部落本出版差し止め 地裁、示現舎に仮処分
カナロコ by 神奈川新聞 3月29日(火)7時0分配信
全国の被差別部落の所在地などを掲載した書籍の出版をめぐり、横浜地裁(有賀直樹裁判官)は
28日、川崎市多摩区の出版社「示現舎」に対し、書籍の出版差し止めを命じる仮処分を出した。
「出版は部落差別を助長する悪質な行為」とし、部落解放同盟(東京都)らが、22日に
差し止めを求める申し立てを行っていた。
同盟側の代理人弁護士によると、書籍は戦前に作成された「全国部落調査」の復刻版。
重大な部落差別として1970年代に問題となった「部落地名総監」の原典と言われ、
全国の被差別部落の所在地や名称、世帯数、人口、職業、生活程度などを記載しており、
示現舎は4月1日に出版を予定していた。
また、同盟側は、示現舎の男性代表者(37)がホームページ(HP)で、詳細な被差別部落の
情報や同盟に関係する人物の名前などを未承諾で公開しているとし、男性に対してHPの削除を
求める仮処分の申し立ても行うとしている。
仮処分決定を受け、代理人弁護士は「書籍が出版されれば、結婚や就職の際などで身元の調査に
悪用される恐れがあり、被差別部落出身者に多大な影響を与える。裁判所の理解に感謝したい」
とコメント。男性は取材に対し、書籍の出版は研究目的だったと主張し、「ありえない決定だ」
と批判、題名などを変えて出版する意向を示した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
示現舎
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