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2016.3.23 23:56
★オバマ米大統領、広島訪問を「検討」 伊勢志摩サミット来日時
【ワシントン＝加納宏幸】オバマ米大統領が５月２６、２７両日の主要国首脳会議
（伊勢志摩サミット）に合わせて広島を訪問する可能性を探っていることが２２日、
分かった。ガテマラー米国務次官（軍備管理・国際安全保障担当）が記者団に
「ホワイトハウスが検討している。（結果は）推測しない」と述べた。
ガテマラー氏は実現するならば「光栄なことだ」との見解を示した。
ただ、大統領による最終判断には至っていないとも強調した。同氏は米政府高官として
初めて、昨年８月に広島と長崎で開かれた原爆の日の式典にケネディ駐日大使とともに出席した。
ケリー米国務長官も今年４月に広島市で開催されるＧ７外相会合に合わせて平和記念公園に
訪れることが固まった。しかし、米国内には原爆投下を正当化する意見が根強く、
大統領自身の訪問には退役軍人などからの反発もありそうだ。
オバマ氏の広島訪問が検討されていることについて、菅義偉官房長官は２３日の記者会見で
「世界の指導者に被爆の実情に触れてもらうことには、核兵器のない世界に向けた国際的な
機運を盛り上げる上で極めて重要だ」と述べた。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)