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★戦没者の遺骨収集加速へ 推進法が衆院で可決・成立
3月24日 15時24分
戦没者の遺骨の収集を加速させるため、埋葬地の掘削や遺骨の鑑定などを担う
専門の組織を設けることなどを盛り込んだ法律が、２４日の衆議院本会議で、
全会一致で可決・成立しました。
この法案は、海外も含め残されたままの戦没者の遺骨収集を加速させようと、
戦後７０年に当たる去年、衆議院厚生労働委員会の委員長提案の形で提出され、
去年の通常国会で衆議院を通過しましたが、参議院で継続審議になっていました。
法案は、先月、参議院本会議で可決され、衆議院に送り返されたのを受けて、
２４日の衆議院本会議で採決が行われ、全会一致で可決されて成立しました。
成立した法律では、平成３７年までの９年間を戦没者の遺骨収集の「集中実施期間」
に定め、国内外の施設に保管されている文献や資料を調査し、戦没者の情報収集や
分析を進めることや、埋葬地の掘削や遺骨の鑑定などを担う専門の組織を設けるなど、
遺骨収集に向けた総合的な対策を進めるとしています。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)