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2016.3.18 17:49
★【慰安婦問題】米カリフォルニア州議会上院、元慰安婦を表彰 新たな像設置を要望
【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州議会上院は17日、「人権活動の功績」をたたえ、
韓国から訪米中の元慰安婦を表彰した。慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決をうたった
日韓合意の無効を訴える元慰安婦の表彰をきっかけに、在米韓国系団体が日本に対する責
任追及のトーンを強めそうだ。
元慰安婦は李容洙(イ・ヨンス)さん(88)で、州上院の有力議員が表彰を提案した。
李さんは表彰後に声明を発表。合意は被害者の声を反映しておらず、「完全に無視する」とし、
「日本政府は責任を逃れようとしている」と批判した。その上で、同州が保有する公共スペースに
新たな慰安婦像や碑の設置を要望した。
同州サンフランシスコ市議会で昨年9月、慰安婦像設置を支持する決議案が審議された際、
韓国系団体が訪米を働きかけ、李さんは市議会で証言をした。決議案を提案した市議の推薦で、
李さんは採決に先立ち表彰され、市議会全体に歓迎ムードが形成された。
その結果、決議案は全会一致で採択された経緯がある。
同州では来年度から改正される高校の歴史教育などのカリキュラムに慰安婦問題を盛り込むかを検討中。
州レベルでは全米初とみられる。公表された改正案には「性奴隷の慰安婦たちは日本軍に連行された」
などの表記がある。
改正案公表の後に日韓が合意。日本政府は「性奴隷制度との用語は事実に基づかない」
「軍による強制連行説は確認できなかった」と国際社会に説明もした。
韓国系団体は州議会が元慰安婦をたたえたと米世論に強調することで、カリキュラム策定を進める
州教育局にメッセージを発信する形になる。
URLリンク(www.sankei.com)