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2016.3.1509:00
★「『君が代起立』は教育滅ぼす」…大阪市立全小中424校に市民団体がメール市教委「市方針と著しく異なる」と実施の徹底通知
卒業式での教職員の国旗掲揚や国歌斉唱は「教育を荒廃させる」などとする内容の
メールが2月、市民団体から大阪市立小中学校全424校に送られていたことが14日、
市教委への取材で分かった。市教委は市の方針と大きく異なるとして、各校に対し、
あらためて国歌斉唱時の起立の徹底などを求める通知を出した。通知は9日付。
この市民団体は「Democracy for Teachers and Children
(D-TaC=ディータック)」。君が代斉唱時の不起立を理由に昨年5月に戒告処分を
受けた市立中教諭を支援する活動を展開している。
市教委によると、すでにすべての市立中が卒業式を終えたが、教職員の不起立などは
確認されていない。小学校は17日に卒業式が予定されている。
関係者によると、メールは2月10日にD-TaCから全424校に送られた。
君が代の起立斉唱を定めた職務命令を「教職員の間に保身を蔓(まん)延(えん)させ、
教育を荒廃させる」「国歌を歌いたくない児童生徒に対するいじめや人権侵害」などとし、
「学校教育のあり方についてお考えいただきたい」との内容だった。
事態を把握した市教委は、「市の方針と著しく異なる意見に影響されることなく、
国旗の掲揚、国歌の斉唱を適切に実施されたい」などと各校に通知した。
大阪市では、国歌斉唱時に起立しないことは市条例違反で、従わない場合は各学校園長が
職務命令を行うことなどを示した条例が平成24年2月に施行されている。
D-TaCの笠松正俊世話人は産経新聞の取材に「不当な対応だ。方針が異なるので
あれば何が違うか具体的に説明すべきだ」としている。
URLリンク(www.sankei.com)