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★【神奈川】多文化共生推進へ 外国人市民が提言 藤沢市
2016年3月14日
「藤沢市外国人市民会議」が多文化共生のまちづくりを進めるための提言を初めてまとめ、
鈴木恒夫市長に手渡した＝写真。災害に対して不安を抱く外国人への情報発信の工夫や
外国人支援のためのセンター設置、外国人ボランティアの活用などを提唱している。
同会議の委員らは「藤沢はとてもオープンでいいまち。どうしたらより暮らしやすく
なるかを考えた」と話した。
同会議は、外国人市民の意見を市政に反映することや外国人市民がまちづくりに参加する
契機となることを目的として、二〇一二年一月に始まった。同市で在住・在学したり、
働いたりしている外国人が参加し、一五年度は九の国と地域出身の男女十六人が委員を
務めている。
コーディネーターを務める韓国出身の崔英善（チェヨンソン）さん（４８）は
「藤沢は二〇二〇年東京オリンピックを控え、外国人観光客も多い。どう迎えるのか。
いいまちと感じてもらうには外国人の視点も大切ではないかと思う」と語った。 （吉岡潤）
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