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★日本海に短距離ミサイル2発=飛距離500キロ、演習に反発か-北朝鮮
【ソウル時事】韓国国防省によると、北朝鮮軍は10日午前5時20分ごろ、
北朝鮮南部の黄海北道サッカンモルから、日本海に面した江原道・元山の
北東方向の日本海上に向けて、短距離弾道ミサイル2発を発射した。
飛距離は約500キロと推定され、韓国軍関係者は「スカッドとみている」と述べた。
サッカンモルにはスカッドミサイルの地下基地があると言われている。
国防省は「綿密に追跡、監視しており、北朝鮮の挑発に備える万全の態勢を維持している」と強調した。
7日から始まった米韓合同軍事演習をけん制する示威行為とみられる。
核実験と長距離弾道ミサイル発射を受けた国連安保理の制裁決議や、
8日に韓国政府が発表した独自制裁に反発した面もありそうだ。(2016/03/10-09:52)
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★政府、北朝鮮に抗議=安保会議開催
安倍晋三首相は10日午前、北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射を受け、
(1)情報収集・分析(2)航空機などの安全確認(3)国民への情報提供-に
万全を尽くすよう関係省庁に指示した。政府は、ミサイル発射は
「明確な国連安保理決議違反」として、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議した。
これに先立ち、政府は首相官邸の危機管理センターに設置している対策室で
関連情報を収集。その後、国家安全保障会議(NSC)を開催した。
政府によると、航空機や船舶への被害情報はないという。(2016/03/10-10:30)
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