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★川崎中1殺害事件公判 被害者両親が糾弾した少年Bの裏切り
2016年3月6日 10時0分 東スポWeb
昨年2月に神奈川県川崎市の多摩川河川敷で中学1年、上村遼太さん(13=当時)が
殺害された事件の公判が4日、横浜地裁(近藤宏子裁判長)で開かれ、上村さんの
母親が少年B被告(18)を糾弾した。傷害致死に問われているBは事件当日、
上村さんを主犯格のA(19)のもとに連れて行き、自らもカッターで切りつけていた。
Bは犯行を認めており、公訴事実は争っていない。殺害現場でAから「やらないとお前も殺す」
と言われ、「自分の命が危ない」と思い、上村さんの首をカッターで切ったと説明していた。
弁護側も鑑定人の証人尋問を通じ、Bがフィリピン国籍の母親との関係をうまく構築できず、
自己主張のできない性格になったとした。だから、犯行を止められなかったというわけだ。
しかし、この日、意見陳述に立った上村さんの母親は、そんなBの主張を一刀両断した。
「Bは被告人尋問で『僕がいなければ』を『僕たちが』と言い直した。Bがいなければ
こんなことにならなかったとBも分かっているということ。全部他人のせいにしている」(上村さんの母親)
Bは過去にイジメにあったり、非行に走ったりした後に、フィリピンや米国、
さらには父方の祖母のもとで生活していたことがある。環境を変えることで
立ち直らせようという周囲の配慮だった。
上村さんの母親は「やり直す機会があったのに全部ダメにした。Bは巻き込まれたというが、
巻き込まれたのは遼太の方。Bの育ってきた環境なんて私たち家族には関係ありません」
と弁護側の主張を切り捨てた。
上村さんの父親も「遼太は(仲が良かった)Bが助けてくれると思っていたかもしれない。
しかし、Bはカッターで切りつけた。遼太の絶望は想像もできない」とBの裏切りを厳しく非難した。
Bはずっとうつむきがちだった。両親の声が届いているのか分からない。
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