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★反対の久志が補助金受け取りへ
アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐり、政府が、名護市を通さずに辺野古周辺の
3つの地区に対し、直接支給するとしている補助金について、移設計画に反対の立場を
取る久志地区は、住民総会での投票の結果、補助金を受け取ることになりました。
この補助金は、政府が、普天間基地の移設先とされる名護市辺野古周辺の3つの地区に対し、
移設に反対する名護市を通さずに直接支給するもので、辺野古と豊原の2つの地区は、
すでに受け取ることを決めています。
移設計画に反対の立場で、補助金への態度が決まっていなかった久志地区で、
4日夜、住民総会が臨時で開かれました。
総会では、まず、先月開かれた行政委員会で基地の騒音の「迷惑料」として、
補助金を受け取るべきだという意見が多数を占めたことが報告されました。
これに対し、住民からは、▽補助金の受け取りは移設を容認することだという指摘や
▽国と県が争う裁判で和解が成立したばかりでいまは判断すべきではないといった
意見が出されました。
このあと、議論が出尽くしたとして行われた投票の結果、「受け取る」が74票、
「受け取らない」が42票となりおよそ5か月間続いた議論は補助金を受け取ることで
決着しました。
総会のあと、宮里武継区長は「補助金は受け取ることにしたが移設計画への反対は
これまでと変わらない。使途は、行政委員会などで議論していきたい」と話していました。
03月05日 12時20分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)