【国際】オーストラリアへの潜水艦売り込みに目をつけた米国 「そうりゅう」を米国が推す本当の理由とは? [03/03]at NEWSPLUS
【国際】オーストラリアへの潜水艦売り込みに目をつけた米国 「そうりゅう」を米国が推す本当の理由とは? [03/03] - 暇つぶし2ch1:ちゅら猫φ ★
16/03/03 11:31:24.76
★オーストラリアへの潜水艦売り込みに目をつけた米国
「そうりゅう」を米国が推す本当の理由とは?
2016.3.3(木) 北村 淳

オーストラリア海軍としては、西太平洋やインド洋に潜水艦を展開させて中国海軍の行動を牽制し、
オーストラリアのシーレーンの安全を確保しようと考えているのである。そのためには、コリンズ級潜水艦
のような旧式艦では話にならず、長時間の隠密行動が可能な最新鋭で大型の潜水艦をできるだけ
多数手にする必要があるのだ。

■アメリカが「そうりゅう」を推す理由

オーストラリアには、このような目的に合致した潜水艦を作り出す技術がない。
そこで、オーストラリア政府は海外の潜水艦メーカーとの共同開発計画を打ち出し、
日本(三菱重工業、川崎重工業)の「そうりゅう」、フランス(DCNS:造船役務局、
フランス政府が64%の株を保有する企業)の「ショートフィン・バラクーダ」、
ドイツ(ティッセンクルップ・マリン・システムズ)の「タイプ216」が最終候補に残っている。

日本政府が主導している最新潜水艦技術売り込みに関して、日本の多くのメディアは
「日本がフランスやドイツを退けて、共同開発契約を勝ち取ることができるかどうか」に
関心を寄せて報道しているようである。また、アメリカが日本を後押し始めたために、
「オーストラリアへの“潜水艦売り込み競争”で日本がますます有利になっている」
といった競馬の予想のような取り上げ方をしている。

たしかに最近、アメリカのシンクタンクや政府高官から、「アメリカは第三国間の兵器取引には
中立であるが」としつつも「アメリカ軍関係者は『そうりゅう』級潜水艦が極めて高性能である
と評価している」との声が聞かれる。「もしオーストラリア海軍が日本と共同開発した新型潜水艦
にアメリカ製の兵器や戦闘制御システムを導入することになれば、アメリカ~日本~オーストラリア
の軍事提携が飛躍的に強化される」と「そうりゅう」を後押しするような発言もし始めた。

しかし、政府高官やシンクタンク(アメリカの軍需産業から資金が出ている)から「そうりゅう」
を後押しするような声が上がっているのは、米海軍関係者たちによると「当然のことながら、
日本のためではなくアメリカの軍需産業のため」である。

オーストラリアがフランスやドイツと共同開発した場合、兵装や戦闘指揮システムなどは、
おそらくはヨーロッパ勢が持ち込むことになってしまう。一方、「日本との共同開発となれば、
兵装やコントロール装置の分野でアメリカが入り込める可能性が高くなる。というよりは、
日本とオーストラリアが相手ならば間違いなく入り込める。したがって、アメリカの軍需
メーカーに取ってもビックビジネスとなるのだ」

それだけではない。最新の通常動力潜水艦は原子力潜水艦と違った役割を果たす。
だが、現在アメリカは原子力潜水艦を建造することはできても通常動力潜水艦を建造する
ことはできない。それだけに、是が非でもアメリカ海軍も手に入れたいと願っている。
そこで、日本とオーストラリアによる通常動力潜水艦の共同開発を突破口として、
日本の通常動力潜水艦建造技術を手に入れるチャンスに大きな期待をかけているのである。

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)


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