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★豊見城市職員が住民票など偽造
豊見城市の４０代の職員が、市内に住んでいない人の住民票と印鑑登録証明書を
偽造したうえ、警察から情報の提供を受けた上司の課長がおよそ１０か月間、
事実確認や報告を怠っていたことがわかり、市は謝罪するとともに、
関係者の処分を検討しています。
これは、１日夕方、豊見城市の宜保晴毅市長などが、記者会見して明らかにしました。
それによりますと、３年前の平成２５年７月、市民課の４０代の男性職員が課に
設置されている端末を使い、市内に住んでいない１人分の住民票と印鑑登録証明書を
偽造したということです。
これに関連して去年４月と６月の２度にわたって上司の市民課長が警察から違法行為が
行われた疑いがあるとの情報提供を受けましたが、ことし２月までのおよそ１０か月間、
事実確認や、上司などへの報告を怠っていたということです。
市が聞き取りをしたところ、職員は文書の偽造を認めたということです。
また、課長は、「マイナンバ－制度の準備などに追われ、他の業務を優先してしまった」
と話しているということです。
会見で宜保市長は、「特に慎重な手続きが必要な証明書等の発行を担当する職員が、
このような違法行為を起こしたことは、非常に大きな問題だと受け止めている」
と謝罪した上で、今後、関係者を厳正に処分する考えを示しました。
一方、偽造された文書がどのような目的で使用されたかなどについて、
市は、「現在、警察が捜査中であり、詳細については回答を差し控える」としています。
03月01日 22時08分
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