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★<トランプ氏>ネバダでは「口撃」対象のヒスパニックも支持
毎日新聞 2月24日(水)21時25分配信
【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】米大統領選に向けた共和党ネバダ州党員集会で、
不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が圧勝した。「口撃」の標的にしてきた
ヒスパニック(中南米系住民)からも高い支持を受けたことで、勢いを加速させている。
トランプ氏の支持者が集まったラスベガスのカジノ。集会終了直後の午後9時過ぎ、
CNNテレビが「勝利確実」を速報すると、「ウォー」と歓声が起きた。
トランプ氏は「高齢者で勝ち、高学歴で勝ち、学歴が低い人でも勝った」と、
すべての層を取り込んだことを誇った。NBCの出口調査によると、党員集会参加者の85%が白人で、
うち47%がトランプ氏を支持。ヒスパニックの参加者は8%で少数派だが、ここでも45%が支持した。
ネバダ州は、ヒスパニックが州人口の約3割を占め、外国生まれも19%に上る。
不法移民が人口に占める割合も全米で最高の7・6%に達するため、移民問題への関心は高い。
トランプ氏は、不法移民の強制送還やメキシコ国境に壁を建設することを提唱するなど、
ヒスパニックを敵視してきたが、反移民政策を取るトランプ氏に共感する人も多い。
NBCの出口調査によると、移民問題を重視すると答えた人のうち62%がトランプ氏を支持した。
米自治領プエルトリコ出身の運転手、オランド・デルガドさん(54)は「(標的とされてきた)
メキシコ人はトランプ氏を嫌うだろう。でも不法移民のコントロールは必要だ」と語った。
同じくプエルトリコ系のコンサルタント、ハイラム・ペレスさん(64)も「不法移民は米国の
経済や治安を壊している。テロの心配もある。強い米国に戻るには成功したビジネスマンの力が必要だ」
と語った。トランプ氏に期待し、初めて集会に参加したという。
また、連邦政府に「不満か怒り」を感じている人が94%に上り、そのうち47%がトランプ氏に投票した。
トランプ氏は既成政治への不満を取り込み、幅広い層に支持を広げた。
党員集会が行われたラスベガスの高校で、白人警官のジョン・トルチェットさん(52)が
「トランプ氏は自分の資金で選挙をしていて、誰の利益も代表していない。政治家にはうんざりだ」
と投票先を決めていない人に勧めていた。NBCによると、次の大統領は政治の主流派以外を
求めると答えた人は61%に上り、そのうち71%がトランプ氏を支持した。
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