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★シリア情勢めぐりロシア首相「新たな冷戦時代に突入」
ロシアのメドベージェフ首相は、１３日、シリア情勢などをめぐり、
欧米との対立が深まっていることについて、「新たな冷戦時代に突入
したようだ」と述べました。
メドベージェフ首相は、ドイツ・ミュンヘンで開かれている安全保障会議で、
ロシアがシリアで行っている空爆で一般市民に犠牲者が出ているとの報道に対し、
「市民が犠牲になったという証拠はない。ロシアは国益を守ろうとしているだけだ」
と真っ向から反論しました。その上で対立が深まる欧米との関係について、
「新たな冷戦時代に突入したようだ」と述べました。
ロシアの空爆は、シリアの和平協議再開の最大の障害となっていて、
フランスのバルス首相は市民への空爆をやめるべきだと訴えましたが、
シリアに軍事基地を持ち影響力を維持したいロシアがこれに応じる可能性は
極めて低く、和平プロセスは行き詰まったままです。（14日00:30）
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)