16/02/12 13:22:06.43
★円急伸、一時110円台=欧米株は軒並み大幅安
【ロンドン、ニューヨーク時事】11日の世界の金融市場は、世界経済の先行き懸念を
背景に大荒れの展開となった。欧州市場では相対的に安全とされる円を買う動きが一段と
強まり、円相場は一時約1年3カ月ぶりに1ドル=110円台に急伸した。
一方、欧米市場の株価は値を崩し、原油先物は約3週間ぶりに1バレル=26ドル台に下落した。
外為市場では、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が10日の議会証言で、
海外の景気減速に警戒感を示したことをきっかけに、円買い・ドル売りに拍車が掛かった。
市場関係者によると、円は110円99銭まで買われた。その後113円台に押し戻される
場面もあった。ニューヨーク時間午前10時現在は112円40~50銭と、前日午後5時
比89銭の円高・ドル安。
株式市場は軒並み大幅安。ニューヨーク市場では、優良株で構成するダウ工業株30種平均が一時、
前日終値比300ドル超下落した。午前10時45分現在、ダウは282.95ドル安の1万5631
・79ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は50.16ポイント安の4233.43。
欧州市場では一時、英FT100種平均株価指数とドイツ株式主要30銘柄指数(DAX)が3%超、
仏CAC40種指数は4%超それぞれ値下がりした。アジアでも、春節(旧正月)連休明けの香港、
ソウル両市場が急落した。(2016/02/12-01:44)
URLリンク(www.jiji.com)