16/02/09 12:47:20.91
★外国人労働者2万3901人、茨城は全国9位
2016.2.6 07:02
■地域性浮き彫り つくばは研究者/常総は製造業/鹿行は農業実習生
県内の外国人労働者(平成27年10月末現在)は2万3901人で全国で9番目に多いことが、
茨城労働局のまとめで分かった。つくばは研究者、常総は製造業、鹿行は農業実習生が多い
などの特徴もみられ、県内の地域性を浮き彫りにする結果となった。(篠崎理)
◇
調査は外国人労働者の雇用改善などに役立てるため、厚生労働省が実施した。
19年10月の雇用対策法改正で、外国人労働者を雇う場合、雇用者は氏名や在留資格、
在留期間などを届けることが義務づけられている。
発表によると、外国人労働者を雇用している県内の事業所は4387(前年同期比8・5%増)で
全国で10番目。外国人労働者数は2万3901人(同10・7%増)といずれも増加傾向にある。
国籍別では中国(香港、マカオを含む)が6919人(占有率28・9%)と最も多く、
次いでフィリピン4002人(16・7%)、ブラジル3644人(15・2%)、
ベトナム1916人(8%)と続く。
前年同期と比べると、中国人は2・8%(201人)減、フィリピン人は16・9%(580人)増、
ブラジル2%(73人)増、ベトナム77・2%(835人)増となっている。
在留資格別では、永住者や永住者を配偶者に持つ「身分に基づく在留資格」が全体の47・3%と最も多く、
次いで農業などの技能を学ぶ「技能実習」33・6%、技術や国際業務などの「専門・技術的分野の在留資格」9・9%だった。
外国人労働者数をハローワーク管内別にみると、土浦(土浦、つくば、かすみがうら、阿見)が
5887人と最も多く、次いで常総(常総、坂東、守谷、つくばみらい)4448人、
常陸鹿嶋(鹿嶋、神栖、潮来、行方、鉾田)3315人となっている。
茨城労働局では「土浦管内は筑波研究学園都市の研究者が多く、常総は工場で働くブラジル人、
鹿行は中国人やベトナム人の農業実習生が多いなど、地域別の特徴が現れている」と話している。
URLリンク(www.sankei.com)