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★「韓国の竹島研究、解釈恣意的２０年間進歩なし…日本人の生き方も問われている」拓殖大、下條教授が批判 松江で「考える講座」
2016.2.8 09:15
島根県主催の「竹島問題を考える講座」が松江市の県竹島資料室で開かれ、
下條正男・拓殖大国際学部教授（日本史）が「韓国の竹島研究の現状とその限界」
と題して講演。竹島領有の根拠をめぐる韓国側の研究について「文献などの解釈が
恣意（しい）的で、２０年間進歩がみられない」などと批判した。
下條氏は、県が手がける竹島問題研究会の第１～３期座長を務めた竹島研究の第一人者。
韓国側の代表的な研究者として慎●（＝金へんに庸）廈氏を挙げ、１９９６年に発表した
著作の中で、過去の文献に出てくる「于山（うさん）島」は竹島のことで古くからの
自国領土だとする主張を紹介した。
下條氏は、その主張について、誤った論拠を基に資料を恣意的に解釈しているとし、
「２０年前の著作と同じ主張を、昨年冬にもテレビに出演して解説していた。
２０年間全然進歩していない」と批判した。
これについて「日本側も２０年間、何をやっていたのか」と苦言を呈し、
「ぼやが大火事になってから消火するのでなく、問題がぼやの時点でつぶして
おかなければならない。対韓国だけの問題だけではなく、日本の政治の仕組みを含め、
日本人の生き方が問われている」と訴えた。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)