16/02/05 13:04:27.30
★国立公園内 無許可で樹木伐採、太陽光設備設置
2016年02月05日
◆容疑の2人書類送検
伊勢志摩国立公園内で樹木を無許可伐採し、太陽光パネルを設置したとして、
県警は4日、志摩市のガソリンスタンド経営男性(72)と太陽光発電施設開発会社
(東京都千代田区)の事業開発部長(38)、法人としての同社を自然公園法違反
容疑で津地検に書類送検した。男性ら2人は容疑を認めているという。
発表によると、男性は2014年5~12月、所有する志摩市浜島町の休耕田や山林が
同公園内にあり、同法が開発を規制する特別地域に指定されているにもかかわらず、
環境相の許可を受けずに現地で樹木を伐採した疑い。開発部長は同年10~12月、
環境相に無許可で、約1万1000平方メートルにわたって同所で太陽光パネル
3960枚を設置したうえ、周囲の樹木を伐採した疑い。
県警によると、土地は男性が同年6月、同社に売却。同社は太陽光パネルを設置する一方、
日照時間を確保するため、男性とともに周囲の樹木を伐採した。パネルの発電出力は最大
1000キロ・ワットで、電力は中部電力に売却していたという。
施設完成直後の同年12月、環境省中部地方環境事務所に情報提供があり、同省が昨年7月、
刑事告発していた。同事務所は同社などに対し、原状回復を求める行政処分などを検討する。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)