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★宜野湾市長選勝利で高笑い 額賀派が茂木派に代わる日
週刊文春2016年01月28日 12:10
24日、沖縄県宜野湾市の市長選で、自公推薦の現職・佐喜眞淳氏(51)が、
翁長雄志(おながたけし)県知事らが推す志村恵一郎氏(63)を下し、再選された。
「事実上、普天間飛行場の名護市辺野古への移設を進める安倍政権と、移設反対の翁長県政
との代理戦争でした。与党は島尻安伊子内閣府大臣を含む県選出国会議員を張り付かせ、
小泉進次郎衆院議員や山口那津男代表が沖縄入りするなど、人口10万弱の首長選に
国政選挙並みの態勢で臨みました」(沖縄政界関係者)
知事選で翁長氏に敗れ、衆院選でも4選挙区で全敗した自民党にとっては、負けられない選挙。
まず、翁長陣営が画策した元自民党衆院議員の擁立を阻止し、保守分裂を回避した。
知事選では自主投票だった公明党からも推薦を取り付けた。
久々の沖縄での勝利に、意気軒昂なのが自民党選対委員長の茂木敏充氏(60)だ。
「1月7日には自身を乗せた乗用車がトラックに追突されるなど、“不吉”な事故も起きていた。
宜野湾市のある衆院沖縄2区では、同じ額賀派の宮崎政久氏が2連敗している。現地では宮崎氏の
公認外しを画策する動きもあり、今回敗れたら自身の選対委員長の座と一緒に額賀派の“陣地”
を奪われかねないところでした」(自民党関係者)
もともと沖縄は旧経世会の流れをくむ額賀派の金城湯池で、所属する4人の沖縄選出議員をフル回転させた。
額賀派は、なんとか第二派閥を保つが、額賀福志郎会長は昨夏、「週刊新潮」に女性問題をすっぱ抜かれ、
地元が混乱。官邸からは引退説も流れている。また、ホープとされていた小渕優子氏は政治資金規正法
違反事件で“復権”に時間を要するため、当選8回の茂木氏が次期会長に浮上しているのだ。
「背後にいるのは、かつて同派に属した菅義偉官房長官です。茂木派にすることで、
事実上の植民地にしようとしている」(別の自民党関係者)
茂木氏も選対委員長のポストを使って勢力拡大に余念がない。
「今年初め、小泉氏と親しい鈴木憲和衆院議員(当選2回)が額賀派に入会して周囲を驚かせました。
前回衆院選で茂木氏は鈴木氏の山形2区を重点区とし、大物弁士を投入して僅差で勝利させた。
その恩を着せる形で鈴木氏を自派に引き入れたのです」(同前)
参院選勝利で茂木派誕生となるか。
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