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★1550万円詐欺、受け子に無罪判決…松江地裁
2016年01月21日 16時27分
島根県東部の80歳代女性から1550万円をだまし取ったとして
詐欺罪に問われた福島県会津若松市、飲食店店員の被告(47)の判決で、
松江地裁は20日、無罪(求刑・4年6月)を言い渡した。
大野洋裁判長は「被告人が詐欺と認識していたとは認められない」などと述べた。
判決などによると、被告は昨年4月13日、知人の男(32)(有罪判決で控訴中)
の依頼で、うその名義貸しトラブルの話にだまされた女性から、JR松江駅で
1550万円を受け取った。
大野裁判長は判決で、被告が男から詐欺だと伝えられておらず報酬の約束も
なかったとし、「故意が立証されたとは言えない」とした。
事件を巡っては、昨年8月、被告が取り調べの内容を記した「被疑者ノート」を
松江刑務所職員が誤って廃棄し、被告側が接見交通権の侵害などとして、
国に慰謝料220万円を求める国家賠償請求訴訟を同地裁に起こした。
松江地検の吉浪正洋・次席検事は「判決内容を詳細に検討し、上級庁とも協議
したうえ、適切に対応したい」とコメントを出した。(井上絵莉子)
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