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★川崎市、無料Ｗｉ－Ｆｉ整備拡大 市内１４００カ所、１１言語に対応
2016.1.14 07:07
川崎市が、市内の公共施設や商業施設などで利用できる無料の公衆無線ＬＡＮサービス
「Ｗｉ－Ｆｉ（ワイファイ）」のアクセスポイント（ＡＰ）拡大に乗り出した。
市内来訪者と市民のネット利用の利便性向上を目指す。
市独自で駅周辺や各区役所、市立小中学校などに計３８２カ所のＡＰを整備したほか、
民間事業者が既にコンビニエンスストアなどに整備したＡＰ約１千カ所も利用できるようにし、
共通の接続アプリを活用することで使い勝手にもこだわった。ＡＰは今後も市内全域で
増やしていく計画だ。
利用方法は、ＮＴＴグループのＷｉ－Ｆｉ事業専業会社「ＮＴＴブロードバンドプラット
フォーム」（東京）が提供するスマートフォンアプリ「Ｊａｐａｎ Ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ
－ｆｒｅｅ Ｗｉ－Ｆｉ」をダウンロードして利用登録すると、市内約１４００カ所の
ＡＰでアプリを起動し、接続ボタンをタップするだけで無料Ｗｉ－Ｆｉに接続できる。
日本語のほか、英語、中国語など計１１言語に対応する。
市によると、政令市では京都市や福岡市でも無料Ｗｉ－Ｆｉを大規模整備しているが、
いずれも市内来訪者向けで、市民と市内来訪者の双方ををターゲットにしたケースは珍しいという。
福田紀彦市長は平成２５年の市長選で「市内１万カ所のＡＰ整備」を公約に掲げていたが、
４日の会見では「そこまで整備すると電波干渉が起きてしまうといわれている。
加速度的に拠点は増えていくが、そのような数字にはならないと思う」と述べた。
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