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★ペルー人を不法残留容疑で逮捕 群馬、殺人事件への関与認める
2016/1/15 11:46
群馬県伊勢崎市でペルー国籍の男性（45）が胸を刺され殺害された事件で、
県警は15日までに、事件後、所在不明になっていた知人でペルー国籍の
ヒガ・ガデア・ミツゴ・ヨシ容疑者（34）＝伊勢崎市昭和町＝を入管難民法
違反（不法残留）の疑いで逮捕した。県警は同日、殺人容疑でも逮捕状を取った。
県警によると、ヒガ容疑者は14日夕、知人に付き添われ伊勢崎署に出頭。
「人を刺した」と殺人事件の関与も認めており、近く再逮捕する方針。
男性はマスコ・ロドリゲス・ダニエル・フェデリコさん。８日夜、意識不明の
状態で病院に搬送された後、出血性ショックで死亡した。搬送したのはヒガ容疑者の弟だった。
ヒガ容疑者は東京都内でこの知人と行動を共にしていた。指名手配されていることに
気付いた知人に出頭するよう促され、知人の車で伊勢崎署を訪れた。
ヒガ容疑者はマスコさんと以前、同じ職場で働いていた。ヒガ容疑者宅とその駐車場
にはマスコさんの血痕が残されており、周辺で凶器とみられる包丁が見つかっている。
県警はマスコさんがヒガ容疑者宅で殺害されたとみて、詳しい経緯を調べている。
逮捕容疑は2000年に入国し、在留期限の切れた09年８月以降も出国せず不法残留した疑い。
「不法残留だと思っていなかった」と容疑を否認している。〔共同〕
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