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★「板東俘虜収容所」、世界記憶遺産に申請へ 徳島県と鳴門市
2016.1.11 07:05
徳島県の飯泉嘉門知事は、かつて鳴門市にあり、第一次世界大戦でドイツ兵捕虜を収容した
「板東俘虜収容所」に関する資料を、鳴門市と共同で平成30年に国連教育科学文化機関
(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録申請する考えを示した。翌31年の実現を目指す。
県教育委員会によると、収容所は所長が捕虜を人道的に処遇し、自由な活動を許したことで知られ、
ドイツ兵によってベートーベンの交響曲第9番が日本で初めて演奏された地とされる。
申請対象は当時の演奏会プログラムや所内で発行された新聞、楽曲解説書など、
県が有形文化財に指定する歴史資料約300点が中心になる。
第一次大戦では、中国・青島で捕虜になったドイツ兵が名古屋市や福岡県久留米市など
全国6カ所の施設に送られた。鳴門市の収容所は大正6年から20年まで存続し、
最大約千人を収容した。
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