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★慰安婦問題「首相は心からおわびと反省の気持ち表明」
12月28日 15時53分
日本と韓国の外相会談がソウルで行われ、岸田大臣は「安倍総理大臣は、日本国の内閣総理大臣として、
改めて、慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、
心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べました。
■「少女像 適切に解決されるよう努力」
また、韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相は、ソウルの日本大使館の前に設置された、
慰安婦を象徴する少女像に関して、「日本政府が、大使館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し、
韓国政府としても、可能な対応方向について関連団体との協議を行うなどして、適切に解決されるよう努力する」と述べました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
日韓外相会談 慰安婦問題で最終的解決を確認
12月28日 15時45分
日本と韓国の外相会談がソウルで行われ、慰安婦問題を巡って、日本政府は、責任を痛感しているとしたうえで、
日韓両政府は、韓国政府が設置する財団に日本政府の予算からおよそ10億円の資金を拠出し、元慰安婦の
心の傷を癒すための事業を行うことで合意しました。また両政府は、こうした事業の実施を前提に、この問題が、
「最終的かつ不可逆的に」解決されたことを確認しました。
日本と韓国両政府は、両国の関係改善の大きな障害となってきた、慰安婦問題の最終的な妥結を目指し、
28日、韓国のソウルで、岸田外務大臣とユン・ビョンセ(尹炳世)外相による、日韓外相会談を行いました。会談のあと、
両外相はそろって記者発表を行い、合意事項について発表しました。
この中で、岸田外務大臣は「慰安婦問題は、当時の軍の関与のもとに、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、
かかる観点から、日本政府は責任を痛感している」と述べました。そのうえで、岸田大臣は「安倍総理大臣は、
日本国の内閣総理大臣として改めて、慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われた
すべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べました。
さらに、岸田大臣は「日本政府の予算により、すべての元慰安婦の方々の心の傷をいやす措置を講じる」としたうえで、
韓国政府が設置する財団に日本政府の予算でおよそ10億円の資金を一括して拠出し、「日韓両政府が協力し、
元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒しのための事業を行う」ことで合意したことを明らかにしました。
そして、岸田大臣は、両政府間で、こうした事業を着実に実施するという前提で、この問題が「最終的かつ不可逆的に」
解決されたと確認したことを明らかにしました。また、日本政府として、韓国政府とともに、国連など国際社会で、
慰安婦問題を巡って互いに非難・批判することを控える考えを示しました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)