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★【ニッポン非常識特電】鎌倉市職労が立ち退き拒否してプレハブに籠城中! 学童保育施設に黄信号 身勝手な“闘争”に市民もあきれ顔
2015.12.28 11:00
神奈川県鎌倉市で、市所有の小さなプレハブ建物をめぐり、市と市職員労働組合(市職労)が
激しく対立している。建物は市職労が長年事務所として使用してきたが、共働きや一人親家庭の
児童を預かる「学童保育」施設の建設のために市が解体を決定。これに反発する市職労は、
組合員の“24時間”籠城で徹底抗戦する。業を煮やした市が組合側に事務所の明け渡しを
求める仮処分を横浜地裁に申し立てるが、決め手に欠き、攻防は膠着状態に陥っている。
■「24時間態勢」
平成27年12月上旬のある日の未明、
鎌倉市役所に隣接するプレハブの組合事務所にはこうこうと明かりがともったままだった。
窓から見える室内では、支援者とおぼしき高齢の男性がくつろぎ、
壁には「市長は憲法を守れ」との寄せ書きが張られていた。
学童保育施設の建設に向け、市が事務所の「退去期限」として示したのは10月末。
翌11月1日から、同事務所は組合員や支援者が「24時間態勢で籠城している」(市幹部)という。
籠城の理由について、組合は「10月末までは、守衛室に鍵を預けていたが、
11月以降は市が使用許可を認めていないために、鍵を戻してしまうとそのまま回収されてしまう」と説明、
「誰かが事務室にいる状況にしなければならない」とする。
事情に詳しい市関係者は「組合事務所を留守にしていると、
『市が事務所の鍵を付け替えるのでは』と心配しているようだ」と推察する。
■強気の市職労
事の発端は26年11月にさかのぼる。共働き世帯の増加などにより、学童保育施設のさらなる
整備が必要となったことから、市は候補地として小学校に近く、市所有地でもある市職労事務所の
敷地が「最適」として提案した。
市議会も同年12月に事務所などの解体費用(2800万円)を盛り込んだ補正予算案を全会一致で可決。
市は27年3月末までの退去を組合側に要請した。
慌てたのは組合側だった。かつての革新市政のもと、「日本一高額な退職金」を誇り、
「国内自治体では最強」と呼ばれた市職労にとって、活動拠点の喪失は「大きな痛手」となりかねないからだ。
組合は事務所の電気・ガス料金を支払っていたものの、賃料については長年にわたり全額免除されていた。
しかし、組合側は事務所退去の期限を“無視”したうえ、市に庁舎内に移転先を確保するよう要求。
市は「空きスペースがない」ことから、移転先として現在地から約1キロ離れた消防署やゴミ処理施設内の
利用を打診したが、組合側は「昼休み中のミーティングを行うには、組合員が集まることができる場所以外
には認められない」と主張し、提案を拒否したのだった。 >>2へ続く
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