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★宜野湾市長選、政権てこ入れ=辺野古移設進展狙う
来年1月24日投開票の沖縄県宜野湾市長選をめぐり、安倍政権が関与を強めている。
同市中心部にある米軍普天間飛行場の県内移設を容認する自民党などが推す現職を勝利させ、
移設計画の着実な進展に道筋を付けるためだ。これに対し、県内移設に反対する翁長雄志知事は、
対抗馬の新人を全面的にバックアップ。市長選は、国と県の「代理戦争」の様相を呈している。
「先日も、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還や市の発展に、国も支援してほしいとの要請を受けた」。
菅義偉官房長官は18日の記者会見で、同市の佐喜真淳市長との緊密な連携ぶりを強調。
その上で「政府として一番大事なのは、普天間飛行場の固定化を絶対避け、危険を除去することだ」と、
移設計画推進の方針を力説した。
佐喜真氏が負ければ移設反対の世論が勢いづくのは必至。安倍政権は今月に入って、
「選挙対策」とも映る施策を、矢継ぎ早に打ち出した。普天間飛行場の一部返還前倒しで米国と合意。
また、宜野湾市への「ディズニー」誘致のため、菅長官自らが運営会社との橋渡し役を務めた。
軽減税率をめぐる与党協議では、官邸主導で公明党の主張を全面的に受け入れた。来年夏の参院選まで
続く沖縄の「選挙イヤー」をにらみ、同党の全面協力を引き出す狙いがある。
思惑通り、公明党県本部は合意直後の14日、佐喜真氏の推薦を決定。19日には党本部から
斉藤鉄夫選対委員長らが応援に駆け付け、「公明党も全力を挙げていく」と宣言した。
佐喜真氏も、国との蜜月ぶりをアピールしている。「私がしっかり、政府とやりとりしていく」。支援者らとの会合で、
同氏は繰り返し強調。陣営幹部は「佐喜真氏じゃないとディズニーは来ない」とまで言い切る。
一方、翁長知事は、元県幹部の志村恵一郎氏と二人三脚で、同市長選の勝利を目指している。
15日、自身のパーティーにそろって登壇し、「宜野湾市長選は一番大切な選挙だ」と支持を訴えた。 (2015/12/20-14:25)
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