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★(外国人@ニッポン)母語も日本語も心配
諸星晃一、寺本大蔵2015年12月14日14時25分
「横断歩道の中央を歩く」。夏休み最終日の8月31日、小牧南小学校(愛知県小牧市)に
元気な声が響いた。外国籍や外国にルーツを持つ児童が在籍する国際教室の勉強会。
児童たちがカードで漢字を学んでいた。「おう」の音が同じでも意味が違う
「横」と「央」の字が大きく書かれ、例文が添えられている。
丹羽典子教諭(57)がカードを裏返し、ポルトガル語訳の例文を指さす。
3年生の永塘(ながとも)ルーカス君(8)に「『centro』は中央だね」と伝えた。
日本語力を伸ばし、ポルトガル語の能力を保つことが、ルーカス君の課題だ。
日本生まれの日系ブラジル人。1年生の時は名前を平仮名で書くのがやっとだったが、
この2年で同級生と同じ数の漢字を勉強し、だいぶ追いついてきた。
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