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★読谷村長が移設受け入れ表明
沖縄の嘉手納基地より南のアメリカ軍施設の返還計画をめぐり、読谷村の石嶺傳實村長は
16日の議会で、村内のアメリカ軍基地に牧港補給地区などの一部の施設を移設することを
受け入れる考えを示しました。
日米両政府がおととし、まとめた嘉手納基地より南のアメリカ軍施設の返還計画では、
浦添市の牧港補給地区と、宜野湾市などにまたがるキャンプ瑞慶覧にある倉庫などの
一部の施設を読谷村のトリイステーションに移設するとしています。
これについて、石嶺村長は16日の村議会で、議員から移設を受け入れるのかと問われたのに対し、
「移設で心配される周辺の交通渋滞などの問題を防衛局と協議した。
そうした中で基地を受け入れるということだ」と述べ、移設を受け入れる考えを初めて示しました。
その上で、在日アメリカ軍の再編によって負担が増える自治体を対象とする国の「再編交付金」について、
「住民の安全・安心を守るためにこの交付金を利用して、村民の福祉向上に努めていきたい」と述べ、
交付金を受け取る手続きを進める考えを示しました。
このあと、石嶺村長は、記者団に対し、「フェンスの中で工事が進み、このままでは基地だけが造られて
しまうという心配が地元からあった。基地内にまた新たな基地ができるということで、苦渋の選択だが、
今後、村民の基地負担軽減に努めていきたい」と話していました。
これについてアメリカ軍牧港補給地区がある浦添市の松本哲治市長は、「県内での移設となり、
難しい立場での決断だったと思うので、申し訳ない気持ちもありますが、牧港補給地区の返還に向けた
動きが進むので、大変感謝しています」と話していました。
12月16日 22時20分
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