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★地域学校教育を考える 四日市大でシンポ
2015年12月05日
「地域とともにある学校作り~新しいコミュニティーの創造をめざして~」を
テーマにしたシンポジウムが4日、四日市市の四日市大学で開かれ、約40人が参加した。
教員有志で組織する同大四日市学研究会の主催で、地域の学校教育が抱える課題について考えた。
シンポでは、外国人住民が多い四日市市笹川地区にある市立西笹川中学校の小林誠校長が
「多文化共生の学校づくり」と題して講演した。
同校はブラジル国籍を中心に生徒の4分の1が外国籍。小林校長は「異文化や異質なものを
普通に受け入れることができるようになったのが学校の強み」と話し、外国人にも
理解しやすい指導方法や、進学・進路について外国人生徒に考えてもらうための学習などを紹介。
少子高齢化で人口が減少する日本の将来について、「今いる外国人、これから来る外国人を
パートナーと位置づけなければ、消滅してしまう自治体も出てくるだろう」と指摘した。
その後、同大の教員らが、地域とともに歩む学校づくりの大切さなどについてパネル討論した。
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