【国際】ロシアとトルコは「全面戦争」に突入するのか?~世界の列強は、すでに「対テロ戦後」を睨んで動き始めている [11/27]at NEWSPLUS
【国際】ロシアとトルコは「全面戦争」に突入するのか?~世界の列強は、すでに「対テロ戦後」を睨んで動き始めている [11/27] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/11/27 11:41:20.47
★ロシアとトルコは「全面戦争」に突入するのか?~世界の列強は、すでに「対テロ戦後」を睨んで動き始めている
2015年11月27日(金) 長谷川 幸洋

シリアとトルコの国境付近でトルコ軍機がロシア軍機を撃墜した。私は先週のコラム
URLリンク(gendai.ismedia.jp))で「世界は『テロと戦争の時代』に
完全にモードチェンジした」と書いたが、まさに暴力が瞬く間に加速している。
世界はどこに向かっていくのか。

トルコとロシアはつい最近まで友好的な関係にあった。トルコの輸入相手国第1位はロシアであり、
とりわけ石油や天然ガスの多くはロシアからの輸入に依存している。ロシアはトルコとロシア産
天然ガスを南欧に輸送するパイプライン建設の交渉も進めてきた。

これまでのように、両国が互いを必要とする相互依存関係を重視しているのであれば、
たとえ一時的な領空侵犯があったとしても、いきなり相手を撃墜するような乱暴な事態は
避けられたはずだ。北大西洋条約機構(NATO)のメンバー国が、よりによってロシア機を
撃墜するような事態は何十年も起きなかった。

しかし撃墜に至ってしまったのは、相互依存の恩恵を忘れてしまうほど頭に血が上って、
あっという間に双方で敵対意識が膨れ上がってしまったからだ。燃え盛る戦火は
空軍パイロットからも民衆からも冷静さを奪ってしまう。代わって激情が支配するようになる。

ロシアがシリアの空爆を始めたのは、つい2カ月前の9月30日である。イスラム国(IS)掃討が
目的と説明していたが、まもなくロシアはIS掃討よりもアサド政権の延命を狙って、
政権に抗う反体制派勢力を攻撃している実態があきらかになる。

トルコは、同胞であるシリア内のトルクメン人が反体制派と目され空爆されていると知って、
ロシアへの反感を募らせた。「仲間の敵は自分の敵」というロジックだ。

一方、アサド政権に肩入れするロシアの側も、トルコはトルクメン人を支援してアサド政権に
敵対させているとみていた。こちらも「アサドの敵は自分の敵」である。「敵・味方関係」に
基づく敵意が「相互依存関係」に基づく理性をおしのけ圧倒していった。その結果が今回の撃墜なのだ。

■プーチンも参っている

いったん敵意に火が点いてしまうと、そう簡単には元に戻らない。かりに指導者たちが
冷静に判断しようとしたところで、怒りをたぎらせた両国の民衆が許さないからだ。
とくに兵士2人の死者を出したロシア側はなおさらだろう。

だからといって、ロシアとトルコの対立がエスカレートするのかといえば、
必ずしもそうとは言えない。肝心かなめのISが勢力を伸ばしているからだ。

ロシアはISに対して当初、中途半端な立場を保っていた。空爆で狙ったのがISでなく
シリアの反体制派だったのは「アサド政権を支援することがひいてはIS攻撃につながる」
「敵の敵を応援するのが敵への打撃になる」という理屈である。

だが11月9日、エジプトのシナイ半島上空でロシア旅客機が墜落した事件はISによる
爆破テロの可能性があると認めた後、ロシアはIS掃討に本腰を入れるようになった。

墜落原因をめぐって当初、ロシアがいかにも優柔不断に見えたのは、ISによる犯行と認めてしまうと、
ロシア国内で「シリア空爆を始めたのが原因じゃないか」とプーチン政権批判が高まる事態を恐れたためだ。

今回のロシア軍機撃墜でも、ロシアは当初「地上から撃墜された」と言っていた。
トルコ軍の関与を認めると、トルコとの関係悪化に加えて、世論が激昂し沈静化が難しくなるのを
恐れたからだろう。プーチン大統領は強気一辺倒に見えて、実は世論を非常に気にしている。

そんな曲折はあったが、いまやロシアがISを敵とはっきり位置づけているのは間違いない。
自国旅客機を爆破されているのに「敵でない」などとはとても言えない。

それはトルコも同じである。

 >>2へ続く

URLリンク(gendai.ismedia.jp)


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