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★江戸時代の仏像の刀盗難 滋賀県指定有形文化財
2015.11.25 07:28
滋賀県教委文化財保護課は２４日、甲良町の西明寺が所蔵する仏像
「木造十二神（しん）将（しょう）立（りゅう）像（ぞう）」
（県指定有形文化財）１２体のうち、１体が持つ木製刀（長さ約６０センチ）
１本が盗まれたと発表した。木製刀自体は同文化財には指定されていないが、
同課は同日付で県内各市町の文化財担当課に、注意を呼びかける通達を行った。
木造十二神将立像は、鎌倉時代の制作。同時代の仏像彫刻の特徴を伝える
貴重な文化財という。盗まれた木製刀は、後世の江戸時代に制作されたとみられる。
同寺の住職が２３日午後３時４５分ごろ、木製刀がなくなっていることを見つけ、
彦根署に届けた。
仏像は本堂内陣の舞台上にあり、拝観客は仏像近くで見ることができる。
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西明寺の「木造十二神将立像」。手に持つ木製刀が盗まれたとみられる（滋賀県教委提供）
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