【科学】H2Aロケット 海外民間企業の衛星載せ打ち上げへ [11/24]at NEWSPLUS
【科学】H2Aロケット 海外民間企業の衛星載せ打ち上げへ [11/24] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/11/24 09:17:31.55
★H2Aロケット 海外民間企業の衛星載せ打ち上げへ
11月24日 6時00分

日本のロケットとして初めて、海外の民間企業から受注した人工衛星を載せたH2Aロケット29号機が、
24日午後に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。日本が悲願としてきた衛星の
打ち上げを巡る国際市場への参入が軌道に乗るか、成否が注目されます。
H2Aロケット29号機が打ち上げるのは、高度3万6000キロの静止軌道を回るカナダの「テレサット」社の
通信放送衛星です。

打ち上げは24日午後3時23分の予定で、23日夜11時ごろ、専用の台車に乗せられた機体が
発射地点に到着しました。JAXA=宇宙航空研究開発機構などによりますと、今のところ発射場
周辺の天気は打ち上げに影響はない見通しだということで、午後の打ち上げに向けて機体の点検
などが進められる予定です。

世界の衛星の打ち上げの受注を巡っては、国際市場で大きなシェアを占めてきたヨーロッパとロシアの
ほかアメリカのベンチャー企業も参入するなど競争は激しくなっています。これに対して日本はこうした
国際市場への参入を悲願としていて、今回、初めて海外の民間企業から受注した衛星の打ち上げが
実現することなります。

さらに今回は、衛星を高度3万4000キロまで運ぶためロケットの飛行時間はおよそ4時間半におよび、
衛星を切り離すのは今夜7時50分ごろの予定で、飛行時間や飛行高度でも前例のない打ち上げとなります。
特に2段目のエンジンは3回にわたって点火と停止を繰り返す計画で、出力を調節する機能が加えられる
など改良が施されています。H2Aロケットは22回連続で打ち上げに成功していて、衛星の打ち上げを巡る
国際市場への参入が軌道に乗るか、今回の成否が注目されます。

■打ち上げる衛星は
H2Aロケット29号機が搭載しているのは、カナダの「テレサット」社の通信放送衛星です。打ち上げを受注した
三菱重工業によりますと、重量はおよそ4.9トンあり、静止軌道から南米や大西洋、ヨーロッパ、アフリカなどを
カバーして通信と放送サービスを提供するということです。

■ロケット打ち上げの手順は
H2Aロケット29号機は、次のような手順で打ち上げられます。
打ち上げ予定時刻の10分前、JAXA=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業は、機体の状態や天候
などをもとに最終的に打ち上げを行うかどうかを判断します。ここで打ち上げを行うことが決まると、
打ち上げの4分30秒前からコンピューターによる機体の最終チェックが始まります。

そして、問題がなければ打ち上げの5秒前に1段目のエンジンに点火し、続いて4本の補助ロケットが点火され、
発射台から飛び立ちます。打ち上げからおよそ2分後、燃焼を終えた4本の補助ロケットが2本ずつ切り離され、
およそ3分30秒後にはロケットの先端の「フェアリング」と呼ばれるカバーが外されます。そして、打ち上げからおよそ
6分50秒後、高度およそ250キロで1段目が燃焼を終えて切り離されます。このあと2段目のエンジンは、
打ち上げからおよそ7分後とおよそ23分後、そしておよそ4時間23分後の合わせて3回、点火と停止を
繰り返して一気に高度を上げます。そして、打ち上げからおよそ4時間27分後、高度およそ3万4000キロに
到達したことろで衛星を分離し、軌道に投入します。

■前例ない打ち上げに向け改良
H2Aロケット29号機はおよそ4時間半も飛行を続け、到達する高度は3万4000キロと、飛行時間・飛行高度
ともに前例のない打ち上げとなるため、2段目のエンジンが改良されているほか、補助ロケットも通常の倍の4本が
取り付けられています。

従来、静止衛星の打ち上げではロケットの飛行時間はおよそ30分で、高度300キロ程度で衛星を切り離し、
ここから高度3万6000キロの静止軌道までは衛星が自力でたどり着く必要がありました。これに対して今回の
29号機は、衛星の負担を減らすため4時間半近く飛行を続けて一気に上昇し、静止軌道に近い高度3万
4000キロまで衛星を運ぶ計画です。

 >>2へ続く


URLリンク(www3.nhk.or.jp)


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