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★【韓国旅客船沈没】朴槿恵大統領の「空白の7時間」調査を決定 特別調査委、「中立に反する」と与党系反発
2015.11.23 19:24
【ソウル=藤本欣也】韓国で昨年4月、304人の死者・行方不明者を出した旅客船セウォル号
沈没事故当日の朴槿恵(パク・クネ)大統領の「空白の7時間」を含む事故対応について、
官民合同の特別調査委員会が調査を行うことが23日、決まった。
特別調査委の野党系委員らが主導したもので、調査では陳述書や資料の提出、聴聞会への出席
などを対象者に求めることができる。しかし与党系委員は「委員の政治的中立に反する」として
強く反発しており、調査が円滑に行われるかは不透明だ。
特別調査委は23日の全員委員会で、「大統領府などの事故対応に関連した業務の適正性などに
関する案件」を賛成多数で可決した。朴大統領への調査も排除しないとしており、韓国メディアは
朴大統領の「空白の7時間」も調査対象に含まれると報じている。
「空白の7時間」とは、朴大統領が事故の一報を受けてから対策本部を訪れるまで約7時間にわたり、
どこで何をしていたのか不明とされた問題。産経新聞の加藤達也前ソウル支局長がコラムで
その問題を指摘したが、「朴大統領を誹謗(ひぼう)する目的で書いた」として名誉毀損で在宅起訴された。
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