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★【ＡＳＥＡＮ首脳会議】「習氏は約束守れ」オバマ氏、中国にくぎ刺す
2015.11.22 00:31
オバマ米大統領は２１日、マレーシアの首都クアラルンプールで開いた東南アジア諸国連合
（ＡＳＥＡＮ）首脳との会議で、南シナ海で人工島の造成を進める中国を批判した。
ＡＳＥＡＮ筋によると、オバマ氏は中国の習近平国家主席が９月の訪米時に、
軍事拠点にする意図はないと発言したと説明し「習氏が約束を守ることを望んでいる」とくぎを刺した。
アジア重視戦略を掲げるオバマ政権は、２２日に共同体発足宣言を控えるＡＳＥＡＮと、
安全保障、経済の両面で一層の連携強化を図る考えだ。オバマ氏は南シナ海の領有権問題に関し
「埋め立てや拠点構築、軍事化をやめるべきだ」と述べ、中国をけん制した。米ＡＳＥＡＮ首脳は２１日
「戦略的パートナーシップ」をうたう共同文書を発表。南シナ海での「航行と飛行の自由」を確保する
重要性を盛り込んだ上で、「国際法に基づく平和的な紛争解決を尊重する」と明記した。（共同）
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★オバマ大統領がＡＳＥＡＮ首脳と会談、南シナ海問題で中国をけん制
アメリカのオバマ大統領は２１日、ＡＳＥＡＮ＝東南アジア諸国連合の首脳と会談し、南シナ海問題について、
「埋め立てや建設、軍事拠点化をやめるべきだ」と述べ、中国をけん制しました。
マレーシアのクアラルンプールで行われたアメリカ・ＡＳＥＡＮ首脳会議でオバマ大統領は冒頭、南シナ海問題について、
「関係各国は地域の安定のため、紛争海域での埋め立てや建設、軍事拠点化をやめるべきだ」と呼びかけ、
名指しこそしませんでしたが、中国をけん制しました。
また、アメリカとＡＳＥＡＮが発表した共同声明では、南シナ海での「航行と飛行の自由」を確保する重要性を確認、
「威嚇や力の行使を用いることなく、国際法に基づく平和的な紛争解決を尊重する」と明記しました。
このほかにも、テロやサイバーセキュリティーなども議題にあがり、
共同声明では「地球規模の課題に協力して対処する」としています。（22日02:34）
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★オバマ氏「埋め立てや軍事化停止を」＝来年２月に米で首脳会議－米ＡＳＥＡＮ
【クアラルンプール時事】米国と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は２１日、クアラルンプールで首脳会議を開催した。
オバマ米大統領は冒頭、南シナ海の領有権問題で「関係当事国は地域の安定のため、紛争海域での埋め立てや
新たな建設、軍事拠点化を停止すべきだ」と呼び掛けた。
ＡＳＥＡＮ外交筋によると、オバマ大統領はＡＳＥＡＮ側に対し、２０１６年２月に米国で首脳会議を開催することを提案。
ＡＳＥＡＮ首脳も原則了承した。米国での開催は初となる。
米ＡＳＥＡＮ首脳は、共同声明で「南シナ海での航行・飛行の自由を確保する」ことの重要性を確認。
「威嚇や力の行使に訴えることなく、国際法に基づいて紛争を解決する」と明記し、名指しは避けながらも中国をけん制した。
オバマ氏は会議で、南シナ海に中国が造成した人工島から１２カイリ（約２２キロ）内に艦船を送り込む「航行の自由作戦」
について説明。ＡＳＥＡＮ側の支持を求めるとともに、南シナ海での「行動規範」の早期策定を促したもようだ。
外交筋によると、マレーシアやブルネイ、ベトナムなど南シナ海で領有権を主張している一部の国から、南シナ海での
緊張の高まりを懸念する声が出されたという。（2015/11/22-00:09）
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