【国際】豪潜水艦の受注競争:“技術を全て共有してもいい” どうしても受注したい日本の思惑とは [11/21]at NEWSPLUS
【国際】豪潜水艦の受注競争:“技術を全て共有してもいい” どうしても受注したい日本の思惑とは [11/21] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/11/21 14:14:23.08
★豪潜水艦の受注競争:“技術を全て共有してもいい” どうしても受注したい日本の思惑とは
更新日:2015年11月21日

オーストラリア海軍の次期潜水艦導入計画をめぐって、日本の官民連合、ドイツ、フランスの企業が受注を争っている。
艦体の建造や、運用開始後のメンテナンスなどを合わせて予算総額は500億豪ドル(約4.4兆円)を超え、超大型契約となる。
その最終提案をオーストラリア政府に提出する期限が11月30日に迫っている。3者のアピール合戦もクライマックスを迎えている。

◆オーストラリアでの建造が必須条件に
契約は、オーストラリアとの潜水艦の共同開発、建造、運用開始後のメンテナンスやアップグレードを含むものとなる。
日本からは、防衛省と三菱重工業、川崎重工業の官民連合が名乗りを上げている。
またドイツからはティッセンクルップ・マリン・システムズ、フランスからは国策企業DCNSが名乗りを上げている。
独仏2社は国際的な兵器取引の世界的重鎮であるが、日本にはその経験が全くない、とブルームバーグは指摘する。

オーストラリア国内で最も注目されているのは、潜水艦の建造を国内で行うかどうかという点だ。
アボット前首相は、当初、日本に建造を発注することを検討していたようだが、世論や与党内の声などに押され、
国内での共同開発、共同生産へのシフトを余儀なくされていった。この問題がアボット氏の失脚の一因になったとの
指摘もある(フィナンシャル・タイムズ紙)。

日本は当初、オーストラリアでの建造に前向きな姿勢を示していなかったが、独仏の2社は早くからその点をアピールしていた。
やがて日本も遅まきながら9月に、オーストラリアでの建造を受け入れることを正式に表明した。
防衛省の石川正樹官房審議官は今月13日のブルームバーグのインタビューで、「基本的に、われわれの技術を全て
共有する用意がある」と改めて強調した。「現在まで、同盟国であるアメリカに対してさえも、わが国の潜水艦技術を
見せたことは一切ない」とも語っている。

◆日本の狙いには日米豪の戦略的関係の強化も
潜水艦技術の移転に関しては、日本国内で不安視する声も多い。そこまでしてこの契約を勝ち取る理由が、
金額の大きさの他にもあるのだろうか。

ブルームバーグは「商業的利益以上のものが、これにはかかっている」と語る。安倍首相のアジア太平洋地域での
積極的平和主義の観点から、この問題を捉えているようだ。受注に成功すれば、首相が、中国に対抗して、
米同盟国同士であるオーストラリアと築こうとしている特別な関係を固めることになるだろう、と語っている。

同様の見解はウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)も、日本は自国の潜水艦の売却によって、
日本政府とオーストラリアの深まりつつある戦略関係が強固になるかもしれないと期待している、と伝えている。

また日本は、世界の兵器市場でより大きなシェアを担いたいという野心を大々的に宣伝してもいる、とWSJは語る。

オーストラリア戦略政策研究所の防衛経済学アナリストのマーク・トムソン氏は、ブルームバーグで「間違いなく日本を
選ぶ決定は戦略上、明白な意味を含むものとなるだろう」と指摘した。「日本が軍事的に普通の国になる道を進む
助けとなるだろうし、中国と米国の双方に、日豪が協力していく用意があることに関して明白なメッセージを送ること
にもなろう」と語っている。「軍事的に普通の国になる」ということには、兵器の輸出も含まれていると思われる。

反対に、日本が選ばれなかったら、どうなるだろうか。トムソン氏は、「もしこれが純粋な商取引の話なら、
受注に失敗しても、単にがっかりするだけだろう」「しかし私の直観では、もともとこの取引は、金銭以上に
戦略的な面がはるかに大きかった」「もし私が正しければ、日本を落選させれば、オーストラリアが日本との
戦略的関係での接近を拒んだことになる。あるいは少なくともそのように見られることになる」と語っている。
>>2へ続く

URLリンク(newsphere.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch