15/11/21 12:37:42.73
★フランス×ベルギー テロ責任めぐり批判の応酬
テロを阻止できなかった責任の所在をめぐり、フランスとベルギーが批判の応酬を繰り広げている。
オランド仏大統領はテロの実行部隊は「ベルギーで組織された」と指摘。仏の情報機関の関係者も、
ベルギー情報当局は「役に立たない」と批判したとされる。一方、ベルギーのミシェル首相は議会で
「中傷を目的とする批判は受け入れられない」と反論した。危機管理に詳しい日大法学部の
福田充教授は「EUであっても危険人物の情報共有ができていないことを露呈してしまった。
批判合戦よりも、まずは連携してイスラム国対策を講じられるようにしていくべき」と話している。
[ 2015年11月21日 05:30 ]
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★【パリ同時多発テロ】仏が暴露「欧州各国から主犯情報入らず」 ベルギー「中傷受け入れられない」非難合戦で浮かぶ死角
2015.11.20 20:22
【パリ=内藤泰朗】パリ同時多発テロから1週間となる20日、フランスなど欧州連合(EU)加盟国の
内相らが会合し、対テロ包囲網の構築に向けて動き始めた。テロ情報の共有や情報要員の熟練度
などの問題に加え、テロリストが国境を自由に往来できるEUの現状に対処するため、安全確保を
重視して国境審査の導入へと傾くのか。域内の移動の自由を掲げたEUの理念は、試練の時を迎えた。
「欧州各国から(主犯とされるアバウド容疑者の)情報は入らなかった」
フランスのカズヌーブ内相は19日の記者会見でこう語り、EU諸国間で重要なテロ情報の共有が
できていない実態を暴露し、不満を表明した。
アバウド容疑者の出身国ベルギーはフランスからの非難を受け、ミシェル首相が19日に
「中傷を目的とする批判は受け入れられない」と反論。パリ郊外サンドニにあった潜伏先の拠点発見は、
ベルギーの情報によるものだと主張した。
テロを阻止できなかった責任の所在をめぐる両国保安関係者の非難合戦は、情報共有の困難さを
浮き彫りにしている。ベルギーは4億ユーロ(約525億円)の対テロ追加予算を計上し、体制強化を図る考えだ。
ただ、フランスは、米国からアバウド容疑者の情報を得ていたとも伝えられており、
提供された情報の重要度を分析する要員たちの対応の問題を指摘する声も上がっている。
一方、フランスでは19日、シリアやイラクから帰国したフランス人を厳しく監視することに94%が賛成した
世論調査結果も公表された。自由を愛するフランス人までもが今回のテロ後、管理強化はやむなしと
考え始めた実態がうかがえる。
難民の大量流入を受けてハンガリーやドイツは、すでに国境管理を復活させた。フランスでも今回のテロの後、
逃亡するテロ犯の拘束を目指して国境管理の強化に動いている。
英BBC放送は「テロリストによる世界戦争の時代を迎えた」との識者の声を紹介し、
欧州は国境などの管理強化に向けて「岐路を迎えた」と伝えている。
URLリンク(www.sankei.com)
アブデルハミド・アバウド容疑者が(ロイター)
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