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★違法操業の中国大陸漁船、台湾で初の没収判決
【両岸】 2015/11/19 17:17
(台北 19日 中央社)離島・馬祖の周辺海域に違法越境して電気ショックによる
漁を行い逮捕された中国大陸籍の男性被告に対し、最高法院(最高裁)はこのほど、
二審の判決を支持し、上告を棄却する判決を言い渡した。これにより懲役1年10カ月の
実刑と漁船の没収が確定した。台湾で大陸の越境漁船を没収する判決が下されるのはこれが初めて。
漁船の船長を務めていた男は過去にも同じ海域で違法に越境し、4カ月の懲役が言い渡されていたが、
今年1月に再び違法操業を行い、海岸巡防署(海上保安庁に相当)の隊員に逮捕されていた。
今回の違法操業をめぐっては、一審で福建連江地方法院(地方裁)が、出入国及び移民法と漁業法に
反するとして合わせて懲役2年の実刑判決を宣告。二審では福建高等法院金門分院(高裁)が、
男は漁船のローンを支払う必要があり、再犯の可能性が高いとして懲役1年10カ月の実刑と
漁船の没収の判決を下していた。
(蔡沛キ/編集:杉野浩司)
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