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★新疆の過激派対策も「テロとの戦い」の重要な一部=中国外相
2015年 11月 16日 16:38 JST
[北京 16日 ロイター] - 新華社によると、中国の王毅外相は、
新疆ウイグル自治区の過激派との戦いも、世界的な「テロとの戦い」
の重要な一部、との見解を示した。
新疆では暴力事件が頻発し、過去3年間に数百人が死亡している。
政府はその原因に、東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)が
主導するイスラム過激派の活動を挙げている。
中国は、ETIMはアルカイダとつながっているとみている。
王毅外相は、20カ国・地域(G20)首脳会談が開催されている
トルコで、国際社会に「テロとの戦いにおける共同戦線」を築くよう訴えた。
「中国もテロリズムの犠牲になっている。ETIM取締りは国際的な
テロ対策の重要な一部だ」と同外相は付け加えた。
URLリンク(jp.reuters.com)
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★中国公安当局「新疆でテロリスト攻撃し成果」
11月15日 20時32分
中国の公安当局は、新疆ウイグル自治区で「テロリストを追跡の末に攻撃した」と、
フランス・パリの同時テロ事件に合わせる形で異例の発表を行い、ことし9月に少なくとも50人が
殺害されたと伝えられている事件と関連があると受け止められています。
香港や中国本土の複数のメディアによりますと、中国の警察に当たる公安省は14日、
中国版ツイッター、ウェイボーに書き込みを行い、パリで13日に起きた同時テロ事件に言及したうえで、
「中国の新疆では、警察がテロリストを56日間にわたる追跡の末に攻撃し、重大な成果を得た」と明らかにしました。
新疆ウイグル自治区では、ことし9月中旬に刃物を持ったグループが炭鉱の労働者などに襲いかかり、
少なくとも50人が殺害されたと一部の海外メディアが伝えており、今回発表した攻撃は、
この事件と関連があると受け止められています。
中国政府の民族政策に対して少数民族のウイグル族の不満が高まっている新疆ウイグル自治区では、
中国当局が情報統制を徹底していて、今回のような発表を行うのは異例のことで、
パリの同時テロ事件に合わせる形でテロと戦う姿勢をアピールするねらいがあったと見られます。
ただ、書き込みは15日までに削除されていて、社会不安が高まることにも神経をとがらせていることがうかがえます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)