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★プーチン露大統領の来日、事実上来年以降に
2015年11月16日 11時16分
【アンタルヤ（トルコ南部）＝橋本潤也、緒方賢一】安倍首相は１５日夜（日本時間１６日未明）、
トルコで開催中の主要２０か国・地域（Ｇ２０）首脳会議の会場内で、ロシアのプーチン大統領と
約３０分間、会談した。
両首脳はプーチン氏の来日について「最も適切な時期を目指す」とし、事実上、来年以降にする
ことで一致した。両国政府は引き続き、来日時期の調整を続ける。北方領土問題の解決に向けた
交渉については、２０１３年４月に合意した「相互に受け入れ可能な解決策」を目指すことを、
改めて確認した。
両首脳による会談は、９月にニューヨークの国連総会に合わせて行われて以来、約２か月ぶり。
会談で、首相は「経済、安全保障、文化などの幅広い分野で対話や交流が着実に進んでいることを
評価したい。日露関係を前に動かすために重要なのは、２人で話し合うことだ」と述べ、
首脳間の対話継続を求めた。首相同行筋によると、プーチン氏も肯定的な反応を示したという。
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★日ロ首脳会談要旨
安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の会談要旨は次の通り。
【大統領来日時期】
両首脳 今後の準備状況を踏まえ、最も適切な時期の訪日を目指して準備を進めることを確認。
【首脳対話】
首相 幅広い分野で対話や交流が着実に進んでいる。このような肯定的な協力の積み重ねの上に、対話を続けていきたい。
大統領 ロシアのどこか一地方で首相にお目にかかれればうれしい。
両首脳 引き続き首脳レベルの対話を続けていくことで合意。
【平和条約締結交渉】
両首脳 ２０１３年４月の合意に基づき、双方受け入れ可能な解決策について率直に意見交換。
大統領 １０月の平和条約交渉は、お互いの立場を理解する上で実りある話ができた。（アンタルヤ時事）（2015/11/16-07:42）
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