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★東京の女性を中国残留邦人と認定 高裁が逆転判決
2015/11/11 21:28
終戦直後に旧満州で生まれた東京都内の女性が、厚生労働省に中国残留邦人と認められず、
国民年金の一時金申請を却下された処分を不服として起こした訴訟の控訴審で、
東京高裁は11日、中国残留邦人と認め、処分を取り消す逆転勝訴判決を言い渡した。
判決によると、女性の母親は北海道出身で旧満州に渡った。婚約者の日本人男性が
軍隊に召集され、終戦から約1年後、知り合った中国人と結婚した。中国残留邦人は、
終戦後も中国に住み続けた日本人やその子供とされており、訴訟では女性の父親が
日本人か中国人かが争われた。
一審東京地裁は請求を棄却。しかし高裁の奥田正昭裁判長は、母親が中国人との間に
もうけたきょうだいと区別し、女性にだけ日本語や日本の童謡を教えたことや、
「母親は日本人の婚約者と暮らしていた」とのいとこの証言などから、父親を日本人と判断した。
厚労省は「判決を十分検討し、関係機関と対応を協議したい」とコメントした。〔共同〕」
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