15/11/08 21:18:36.65
★「入れ墨お断り」外国客に苦慮 北海道内の温泉施設
11/08 20:00
外国人観光客が急増する中、道内の温泉施設が入れ墨(タトゥー)のある客への対応に悩んでいる。
施設の多くが暴力団関係者の排除を目的に、入れ墨客の利用を断っているが、ファッションや
風習で入れ墨をした外国人の来場が増えているためだ。入れ墨客を一律に断る施設が多い一方、シ
ールで隠すなどの条件付きで認める施設もあり対応は分かれている。
「タトゥーをしているからといって、暴力団と同じように扱われるのは悲しい」。
ドイツから北大大学院に留学中のヨアヒム・アルトさん(29)はそう嘆く。
8月に旅行で来道したアルトさんの姉(35)が道央の温泉施設を訪れ、肩に入れ墨が
あることを伝えたところ、入浴を拒否されたという。アルトさんは「海外ではタトゥーは
おしゃれの一つ。施設は柔軟に対応してほしい」と話す。
厚生労働省や道によると、入れ墨客の利用を制限する法律や条例はない。入れ墨が暴力団関係者を
連想させるため、施設の多くは一般客に威圧感を与えるとして「入れ墨お断り」などの注意書きを
自主的に掲げる。観光庁が今年6月に全国の温泉施設に行った調査では、約6割が入れ墨客を
「断っている」と回答した。
温泉研究家の松田忠徳さん(66)=札幌在住=は「現在は施設によって対応がまちまちで
外国人客が困惑している」と指摘。「道内の温泉資源を外国人にアピールするためにも、
一般客とは別に時間を区切って入浴を認めるなど独自のルールをつくるべきだ」と話している。
URLリンク(dd.hokkaido-np.co.jp)