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★野田聖子議員の呆れた安全保障観。これでは鳩山由紀夫元総理レベルの妄想。
岩田温2015年11月05日 10:43
ああ、この人が総裁選に出馬しなくてよかった。
真っ当な常識人なら、昨晩のテレビを見ながらそう考えていたのではないか。
野田聖子議員が、BS日テレの『深層ニュース』で総裁選に出馬できなかった経緯を語っていたのだが、
その後、安全保障に関して衝撃的な、突拍子もない発言をした。
南シナ海で国際法を無視して、人工島を建造している中国の問題に関して次のように発言したのだ。
「直接日本には関係ない。南沙(諸島)で何かあっても、日本は独自路線で対中国の外交に徹するべきだ」
いくら安倍憎しとはいえ、言ってよい内容と悪い内容がある。政治家として、野田議員は終わったと感じた。
拙著『平和の敵 偽りの立憲主義』でも触れたように、南シナ海における中国の暴挙は、
アジア全体の脅威であり、日本もその例外ではない。
日本は輸入に依存している貿易国であり、その貿易の多くを海に頼っている。
すなわち、国際社会における自由な航行こそが、日本の生命線なのであり、
この問題を「直接日本には関係ない」などといってのける人間は、日本の現実を無視している。
勿論、日中友好は大切だ。私の友人にも中国人がいるし、彼らを中国人であるという理屈で
差別するような野蛮な行為には加担するつもりがない。
だが、中国が南シナ海で行っている軍事的行為については批判の声をあげるべきだ。
現状を実力によって変更しようと試みる時代遅れの帝国主義的な試みに対しては、
アジア諸国が一致して批判の声をあげるべきだろう。
大国である日本が、そもそも自分たちとは密接な関わりがあることを忘れて、
「日本には直接関係ない」などと、中国の暴挙を許容するようなことがあってはならない。
野田議員には悪いが、貴女が総裁選に出馬できなかったのは、政治家としての力量が全く不足
しているからだ。総理を目指すのは自由だが、あまりに突拍子もない安全保障観を抱く政治家が
総理になることは、我が国の不幸だ。国民は鳩山政権を誕生させたことを反省している。
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元記事
★南沙諸島問題は「棚上げすべき」、新3本の矢は「何だこりゃ?」 野田聖子氏、安倍政権への敵意剥き出し
J-CASTニュース11月5日(木)19時14分
自民党の野田聖子前総務会長が、安倍政権との距離を広げている。これまでも野田氏は、
安全保障関連法について疑問を呈するなど政権への異論を口にしてきたが、2015年11月4日に
出演したテレビ番組では、さらにそれが加速した。
出馬を断念した総裁選については「『諦めさせられた』という方が正確」と振り返り、
「新3本の矢」のひとつには『何だこりゃ?』ですよね」とバッサリ。南沙(スプラトリー)
諸島をめぐる問題は「棚上げ」論を示唆しながら、「あまりそんなにコミット(関与)
することはない」などと距離を置くべきだとの持論を述べた。
■引きはがし工作に推薦者が号泣、「迷惑をかけてしまったと悲しかった」
野田氏は、15年9月の自民党総裁選では無投票で安倍晋三首相が再選されるのは避けるべきだ
というのが持論だった。自らも出馬を模索したが、最終的には立候補に必要な20人の推薦人を
集められずに断念したという経緯がある。野田氏が出馬断念を表明した9月18日朝の会見では、
推薦人の人数について「奇跡的な数字をいただいた」としながら、具体的な数については、
「できれば私の中に一生とどめさせていただきたい」と明言を避けていた。
野田氏が出演したBS日テレの「深層NEWS」では、この前言を撤回。
キャスターが、「20人集まったというのは本当のことなのか」と念を押すと、
野田氏は「今だから本当のことを言ってもいいと思うが、集まっていた。よく『諦めた。断念した』
と言われるが、私の意思で断念したのではなく、『諦めさせられた』という方が正確」と述べ、
具体的には「マックス(最大)で24人」が集まったと述べた。
官邸の「引きはがし工作」で、少なくとも5人が一度は出した推薦を取り下げたことになる。
野田氏は、支援を断念した人の様子を紹介する形で引きはがし工作の激しさについても振り返った。
>>2へ続く
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