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★国交相がマレーシアに新幹線売り込みも中国、韓国が関心
2015.11.5 18:25
石井啓一国土交通相は5日、訪問先のマレーシアの首都クアラルンプールで、
陸上公共交通委員会のサイドハミド議長と会談し、マレーシアとシンガポールを
結ぶ高速鉄道計画に日本の新幹線方式を採用するよう売り込んだ。
入札は来年にも行われる見通しで、日本のほか中国や韓国、フランス、
ドイツなどが関心を示している。
石井氏や国交省の担当者は、新幹線の安全性や技術の優位性、国際協力銀行
(JBIC)などを通じた資金面での支援について約1時間説明した。
高速鉄道計画でマレーシア側の責任者を務めるサイドハミド氏は、
計画策定が「最終段階に入っている」と発言。日本側の出席者によると、
資金面も含めた日本の提案を評価したという。
高速鉄道は約350キロを約1時間半で結ぶ計画。
完成は2022年以降の見通しだ。(共同)
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