15/11/02 13:23:51.88
★中国製と国産が同鋳型、傷で判明 卑弥呼の鏡、製作地論争に影響
2015/11/01 18:11 【共同通信】
女王卑弥呼が中国・魏から贈られた「銅鏡百枚」の有力候補とされ、
舶載鏡(中国製)かぼう製鏡(国産)かで論争が続く三角縁神獣鏡。
奈良県立橿原考古学研究所の清水康二主任研究員が、鏡に残った鋳型の
傷(ひび)から舶載鏡1枚とぼう製鏡3枚が同じ鋳型から作られたことを
1日までに突き止めた。
4枚とも中国製か国産の可能性が浮上。三角縁鏡は文様の正確さなどから舶載、
ぼう製に分類されるが、この分類が揺らぐことになり、製作地論争に影響を与えそうだ。
鋳型に傷があると、鏡にはひびを反映した線状のしわができる。
清水さんは同研究所などの3次元形状計測による鏡の精密な画像を分析した。
URLリンク(www.47news.jp)
ヘボソ塚古墳の三角縁神獣鏡(左)と鶴山丸山古墳のもの。それぞれの鏡の矢印部分で、
同じ鋳型の傷を示すしわが確認された。赤色の線は鋳型の傷を示す(東京国立博物館蔵、奈良県立橿原考古学研究所提供)
URLリンク(www.47news.jp)